2020年の「ホワイトデー」の推計市場規模は前年比約40%減の約295億円。

2020年の「ホワイトデー」の推計市場規模は前年比約40%減の約295億円。昨年の約490億円から約195億円もの減少と推計される。このままでは「ホワイトデー」という記念日そのものの存続も危ぶまれる事態になってしまいかねないほどだ。ではなぜ2020年の「ホワイトデー」はこのような推計市場規模なのかを考察すると・・

1・新型コロナウィルスに感染する不安から外出する人が激減。とくに政府が「ホワイトデー」から2週間ほど前の2月28日に全国の小中高校の休校を要請するなどしたことで「ホワイトデー」の名のもとに家族で外食をしたり、デートをする人、イベントに参加する人が極端に少なくなる。レストラン、映画館、コンサート会場などだけでなく、とくに東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどが「ホワイトデー」を含む期間を休業することの影響が大きい。

2・「バレンタインデー」のお返しの日というコンセプトで始まった「ホワイトデー」だが、そもそもの「お返し文化」が衰退してしまった。「義理チョコ」が大幅に減少して「お返しチョコ」などの需要も少なくなり、自分への「ご褒美チョコ」が盛んになっても自分で自分にお返しする人はいない。

3・メディア全体で新型コロナウィルス関連の情報が激増して3月になっても「ホワイトデー」の情報がほとんど出てこない。この数年間、「ホワイトデー」関連の番組や情報、広告が減り続け、それにともない推計市場規模も減少し続けてきたが、今年はとくに注目の商品やサービスの話題もなく「ホワイトデーは何月何日ですか?」という声も聞かれるほど。そのうち「ホワイトデーって何ですか?」にならないとよいのだが。

(尚、推計市場規模の金額は億の単位の下一桁が0か5のどちらに近いかを判断し、近いほうに当てはめて発表。上記の文面、金額などを番組、紙面、Web上などでの使用を希望するときは必ず日本記念日協会まで連絡をして許可を得てください。TEL・0267-68-2465)

※写真はそれぞれの記念日に食べたいケーキを紹介した日本記念日協会監修の本『す・て・き・記・念・日』の「ホワイトデー」のページ。4種類のプチケーキ(レモンタルト・オペラ・バニラシブスト・エクレア)を勧めている。4種類のケーキの頭文字を合わせるとLOVEに。